同志少女よ、敵を撃て とも孫の日記

〜彼女自身が復讐心を糧に戦争を生き抜き、虚脱状態から脱して戦地へ向かった。巨大な敵と戦う唯一の拠り所が復讐心だった。〜
逢坂冬馬著『同志少女よ、敵を撃て』
を拝読中なんですが、現在のウクライナ戦争やイスラエルでの戦闘がシンクロします。何のために戦うのか?誰のために?戦乱が長引けば長引くほど傷口は広がるばかりじゃないでしょうか。第三者の仲介は必ず必要になります。それぞれがそれぞれの正義ではじめた戦争ならなおさらです。世界にグラデーションを。白黒だけでは治らない世の中だから。没入していく自分に冷静さを促す自分がいます。読書の秋です。いろんなこと考えさせられる秋ですね。

とも孫でした。