子供に読んで聞かせたい『うさぎと亀の資産運用』 とも孫の日記

昔々、あるところに、うさ男くんと亀吉さんという二人の友達がいました。彼らは資産運用でどちらが上手くいくか競争することにしました。
うさ男くんは、速く大きな利益を得たいと思って、FXで大きなレバレッジをかけた取引を始めました。彼はすぐにタワーマンションを買い、高級車に乗り、豪華な生活を楽しんでいました。しかし、市場は予測不可能で、リーマンショック級の大暴落が起きました。大きなリスクを取ることは時に大きな損失をもたらすことがあります。うさ男くんは一夜にして数億円の資産を無くしてしまいました。
一方、亀吉さんは、iDeCoとNISAを利用して、オルカンインデックス運用に投資しました。彼は副業も始め、少しずつですが確実に収入を増やしていきました。亀吉さんは派手な生活はしませんでしたが、堅実にコツコツと資産を積み上げていきました。リーマンショック級の暴落も静かにじっと耐え忍び株式を手放すことはありませんでした。
30年が経ち、二人の結果は大きく異なりました。うさ男くんの資産は、市場の変動により大きく上下し、最終的にはあまり増えていませんでした。一方、亀吉さんの資産は、複利の力と安定した投資により、着実に増え続けていました。
おしまい。

【このお話しの教訓】
この話から学べる教訓は、資産運用においては、速さよりも安定と持続が重要であるということです。また、リスクを管理し、長期的な視点を持つことが成功への鍵であるということも教えてくれます。
そして、皆さんに伝えたいのは、お金を増やす方法はいろいろありますが、無理をせず、自分に合った方法を見つけることが大切だということです。亀吉さんのように、少しずつでも確実に前に進むことが、最終的には大きな成果を生む確率が高いはずです。

とも孫でした。